はじめに

「コラム」という項目には馴染まないかとは思いますが、コラムの欄を埋めるために、最初に私の心に残る言葉を紹介します。

「過去に目を閉ざす者は、現在にも盲目となる。」(亡くなった元ドイツ大統領ヴァイツゼッカーの『荒れ野の40年』の中の言葉)

この言葉は、歴史を学ぶ意味を端的に語っています。

過去の歴史を学ぶことで、現在が見えてくる。

そして、過去の歴史は、未来への指針となると思います。

画像の説明
(『荒れ野の40年 —ヴァイツゼッカー大統領演説』岩波ブックレット、No. 55、1986年、16頁)


次の文章もまた、同じく歴史を学ぶ意味を簡潔に語ってくれています。

「歴史の研究は多くの人々にとって、休息であり、喜びであり、嬉しみでありうるとともに、それは結局最も教化力の大きな習慣であると私は確信する。
(中略)
歴史は我々に過去に向かって旅をして、過ぎ去った世代の人々との生活を共有することを許すものであるが、もっと重要なことは、それによって我々が全人類として平和的共同的に生活することができるようになるということである。歴史はどんな教訓にもまして、我々を寛容に、人間的に、そしておそらく賢明にさえするものである。」

*HPの「ギリシアの遺跡を訪ねて」の「雑録」で紹介した本です。

画像の説明
(E . H. ノーマン著/ 大窪編訳『クリオの顔 ー歴史随想集』岩波文庫,1986年、92-93頁)

〜Under Construction

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